オタクってなんだろう。

生きててくれてありがとうブログ

のえさんをヨシヨシナデナデラブラブしたい

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今回は、川島如恵留さんにスポットを当ててブログを書きたいと思っています。

サマパラも絡めつつ書けたらいいなと。

以前のブログでも書いた通り、実在する人物について、ただの考えすぎオタクが勝手に考えて勝手に綴る文章です。

ご本人様や関係者の方々の目に触れる可能性も十分に考え、他人に不快な印象を与えないよう心がけてはおりますが、気になる表現がありましたら真摯に受け止めますのでお伝えください。

 

 

 

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わたしは今、のえちゃか担を名乗っている。*1

 

わたしは生い立ちも関係して、「何でもできる」人に対して異常にコンプレックスを抱く人間だ。

 

だからわたしはTravis Japanを知った時、如恵留さんが苦手だった。

如恵留さんがどうこうの問題じゃない。単純にわたしの受け取り方の話だ。

 

学があって、運動が出来て、歌も上手。独学で手話だって身に付ける。長い文章を組み立てることを苦と思わず、大勢の前での回しもお手の物、小説も音楽も作る。みんなのママ、園長などと呼ばれ、「しっかり者」の代名詞。

 

如恵留さんの出来ること、列挙してみると死角などない。資格だって持ってるし。(下手くそか)

食レポと無茶ぶりには弱い傾向があるが、前者はYouTubeをはじめメディア出演を通じて上達し、最近は伝わりやすい食レポをなさるし、後者だって伝説の「ん〜、自給自足」など、沢山爪痕を残されている。

 

勿論、今の如恵留さんは努力の塊で出来ていることは一ファンとして分かっている(つもりだ)し、前述したわたしの劣等感はそういった努力を避けて生き続けてきた故のものでもあることも自覚している。

だからこそ、「羨ましい」とでも言えばいいだろうか。

 

初めは苦手だった如恵留さんは、沢山の動画やエピソードを拝見していく中で、わたしの「推し」になった。

結果的に、現在のえちゃか担を名乗るところまで到達した。

 

かっこいいところも可愛いところも知った。

強いところも弱いところも知った。

全部、如恵留さんが飾らずに如恵留さんでいてくれるからだ。

 

 

 

敢えて極端な表現をすると、「何でもある程度こなせる人」は、「突出した何かを持っていない人」とほぼ同値だ。

「じゃあ得意なことは何?」と聞かれた時に、言葉に詰まってしまいがちだ。

 

「何でもできる」ことが悪い事だとは思っていない。マルチに活動できることは確実に強みだ。

だがしかし、人は一定数の「何でもできる」が集まると、「何でもできなきゃいけない」と考えてしまう。

 

例えば国数英の3教科でテストを受けるとしよう。

Aさんの結果が、国語が70点、数学と英語が50点だったとき、「Aさんは国語ができる」というイメージになる。

一方で、Bさんの結果が、国語と英語が70点、数学が50点だったら、「Bさんは数学ができない」と感じる人が多いだろう。

2人とも国語は70点、数学は50点で変わらないのに、英語の点数によって印象が変わる。

これは他者から見てもそうだろうし、自己を省みたときは余計にそう思う。

 

如恵留さんは確実にBさんタイプだろう。

世間一般の尺度で見た時に出来ることが多すぎて、出来ないことが目立って見えてしまう。

だから如恵留さんは努力を積んで沢山のことを「できる」に変え、n角形のグラフに凹みが出ない人になった。最早バランス良すぎて円になりそう。

 

如恵留さんが「ジャニーズクイズ部」で「Qさま‼︎」に出演したとき、Snow Man阿部亮平さんから「如恵留は知識に偏りがなく、マルチにこなせる人」だと言われ、この上なく可愛い照れ顔を見せていた。

もちろん憧れのお兄ちゃん的存在である阿部さんにそう言われて単純に喜んでいた部分もあるだろうが、頑張っているところを的確に褒められたことも嬉しかったのではなかろうか。

 

 

学があって、運動が出来て、歌も上手。独学で手話だって身に付ける。長い文章を組み立てることを苦と思わず、大勢の前での回しもお手の物、小説も音楽も作る。みんなのママ、園長などと呼ばれ、「しっかり者」の代名詞。

 

如恵留さんは好きなこと、憧れて始めたこと、出来ないことを出来ることに変えようと始めたこと、それら全てが集まって、上記のような「何でもできる」人になった。

いつだっただろうか、目標として「武器を増やしたい」と言っていた如恵留さん。

武器が増えれば、見える範囲も広がるだろう。ある意味でそれぞれ違った武器を持つ人が集まって「Travis Japan」として1つの作品を作る時、バランサーとして機能できると感じる。

 

仮にどこかに傾いた時、少数の側に目を向けて拾ってあげられる人。

誰も取り残さないように動ける人。

後述したいと考えているが、サマパラ2020でも「誰も取り残さないライブを」と発言しているように、如恵留さんの目指す場所はここなのだろう。

 

 

 

 

 

ここまで2000字だが、ここからが本題。マジか。

 

以前のブログでも書いたように、私は今年Travis Japanを好きになった。

そして、トラジャメンバー初、歴代のJr.としても初のソロコンを拝見する機会を、「Summer Paradise2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂」にて、配信ライブという形で偶然にもすぐに得ることができた。

8/1の如恵留さん、8/10の宮近さん、どちらも15時公演の1度だけだったが、参戦させていただいた。

 

トラジャのトップバッターであり、Jr.のコンサートとしてもトップバッター。

Travis Japanの1番手担当は如恵留だから」

というLeader Tigerのお言葉*2は記憶に新しいが、一体宮近さんはどこまで伏線を張るのがお上手なのだろうか、と心底思った。

 

何かを始めるには誰かが1番にならないといけないし、それが「信頼と実績の川島さん」になるのは頷ける話だ。

サマパラ開幕直前のYouTube動画*3で、如恵留さんは

「誰も取り残さないライブを」

「ジャニーズの王道のものとかをしっかり取り込んでやるつもり」

と仰っていた。

 

自分が主役のライブなのだから、自分のやりたいことを存分に取り入れても誰も文句を言わないのに、ここまで不変の博愛を貫き通す如恵留さん。

「これぞ川島如恵留」よりも、「これぞジャニーズ」を前面に見せる彼の愛の守備範囲には舌を巻く。

 

と、最初は思っていた。

違うのかもしれない、と思い始めた。

 

「これぞジャニーズ」が、「これぞ川島如恵留」なのだと。

如恵留さんが生まれるずっと前から脈々と受け継がれるジャニーズの精神。

 

ジャニーさんが愛したミュージカル。「アンダルシアに憧れて」に代表される色気あるしなやかな踊り。豪快なアクロバットをふんだんに取り入れた激しいダンス。楽器を使ったしっとりした演出。国民に知れ渡る名曲を1人で歌い切る歌唱力。そしてジャニーズのお家芸と言っても過言ではないトンチキソング(褒めてます)。

全方位に死角を残さず、エンターテインメントを届けるのが「これぞジャニーズ」だ。そしてこれら全てを偏りなくこなせるのは如恵留さんしかいないと敢えて断言させてもらう。だから「これぞ川島如恵留」でもあるのではないだろうかと。

 

事務所が、ジャニーさんが、先輩方が築き上げてきた「ジャニーズ」を、持ち前の博愛精神で網羅した如恵留さん。

 

そんな中で、如恵留さんは7人の中で1番多くTravis Japan名義の持ち曲を披露した。全員分の紹介ラップを1人で歌い切った*4人、初めて見た気がする。

自分が帰るホームはTravis Japanなのだと、その歌で伝えてくれた。

「ジャニーズ」であり、「Travis Japan」であり、「川島如恵留」である川島如恵留

その1つ1つに誇りを持って丁寧に掬い上げるライブは、如恵留さんだから出来たのだ。

 

 

そんな如恵留さんが、最後の挨拶でメンバーの中村海人さんに向けた言葉がとても印象深い。

…と言っても、蛇口涙腺との異名をも得た私はその少し前あたりからずっとボロボロ泣いていて、よく覚えていない。要旨は記憶にあるのだが、言い回しが曖昧なので、敢えてここでは文字に起こさないでおこうと思う。

ただ、6人それぞれへメッセージを送った中で、海人さんへの言葉を紡いでいる時の如恵留さんが1番感慨深そうな顔をしていた。気がする。

 

とある雑誌のインタビューでも、如恵留さんは

「できないことをキャラクターにできる海人はすごい」

と発言している。

 

海人さんは前述のテストの例におけるAさんタイプなのだろう。

自負できることがあれば、全部が全部「できる」にならなくてもいい。「できる」ことが多いのは素晴らしいけれど、「できない」ことは「できる」人に任せればいい。

 

そのバランスをうまく取れるのが海人さんで、少し不器用だったのが如恵留さんなのだと思う。

 

「何でもできる」のレッテルを貼られ、自分自身がそれを意識してしまうと、「できない」ことが怖くなる。如恵留さんは最後の挨拶で自分のことを「見栄を張ってしまう」と表現していた。それを変えてくれたのが海人さんだと。

「何でもできる」と言われ続け、そこに自分の道を見出してきた如恵留さんが、ずっと不器用で出来なかったことは、できないことを誰かに預けることなのではないか。

そして、預けられないことのもどかしさ、苦しさを分かるから、宮近さんに対して「リーダーとして色々背負いすぎ」だと言うし、持ち前の頭の回転の速さを駆使してグループ内での回し役を担う。宮近さんが気負わず楽しめるように。

逆に、そんな不器用な如恵留さんをメンバーは分かっているから、元太さんが「俺、(トークを)回せる自信あるよ」と言ったりする。本来はボケたがりでお茶目な如恵留さんが、担い手がリーダーに集中しがちな回しを敢えて取り持っていることを知っているから。

 

「昔は自己中心的だった」と語る如恵留さんは、周りに気づかされながら次第に視野を広げ、博愛の如恵留さんになった。取りこぼしがちな少数意見をも拾い上げることができるように沢山のことを身につけた。「みんなと幸せになる」アイドルを目指して。

その想いの集大成が「のえパラ」なのだろう。

 

7人のソロコンサートで、他の人が「自分のファンの人」への愛を「自分」を通じて届けていたのに対し、如恵留さんは「ジャニーズを、Travis Japan愛する人」への愛を「エンターテインメント」を通して表現していたように思えた。

それが如恵留さんのやりたいことだったのだろうから、わたしはあのステージに立っていた如恵留さんを思う存分推し推しさせて頂いたし、1時間半の大スペクタクルはまるでディズニーのショーを丸々1回分見たようだった。

一方で、それが寂しく感じたという意見も見かけた。その気持ちもよく分かる。

グループに所属するアイドルにとってソロコンサートとはグループとしての作品に固執しない、1人の表現者としての在り方を披露できる場だ。さらに言えば、グループでのライブに比べ、お客さんにおいて「自分のファン=俺担」の割合が高まるから、「俺担ヨシヨシ」に特化することがより容易な場所とも言える。

そんなソロコンで博愛を貫いた如恵留さんを尊敬し、さらに大好きになった人が殆どだろうけれど、その尊敬の念と同じくらい寂しさも生まれた人がいるのは理解できる。

 

そんな如恵留さんが、公式Instagramにアップされた写真につけたタグがこちら。

 

 

#のえ担ヨシヨシナデナデラブラブ

 

 

如恵留さんはちゃんとのえ担を愛してくれている。

博愛の一部としてではなく、「ヨシヨシ」に「ナデナデ」、さらには「ラブラブ」まで乗っかるほど溺愛してくれている。

 

博愛の輪の中心にある「川島如恵留」を愛する人への愛が、15文字で痛いほど伝わってきた。

ファンの不安を1つ残らず和らげてくれる川島如恵留さん。

 

ファンの声、世間の声を聞くことは、全てが嬉しいことで満ち溢れているわけじゃない。ましてや匿名が当たり前になってしまった世界の中だ。

時には心が痛くなるような厳しいことも書いてあるかもしれない。それを見ないでいること、見て見ぬふりすることだってできる。

それでも、1つ1つを見つめて、丁寧に抱きしめて返してくれる如恵留さんに、わたしは伝えきれないほどの感謝の念を抱いている。

 

如恵留さんを見ていると、「強いものは美しい」という言葉が浮かぶ。アイドルとして、1人の表現者として、前進を続けてきた如恵留さんの強さが如恵留さんを美しく魅せるし、その美しさがまた如恵留さんを強くさせるのだろう。

 

きっとサマパラのトップバッターで、計り知れない不安や緊張があったはず。

今までも、アイドルとして悩んで、苦しんできたはず。

2019年夏、堪えきれずステージの上で涙を流した後も、自分を沢山責めてしまったかもしれない。

きっとこれからも、如恵留さんが歩く道は決して舗装されてなどいないだろう。

 

それでも「アイドル」として不変の愛を平等に注いでくれる如恵留さんを、私はヨシヨシナデナデラブラブしたい。(ここに持ってきたかった)

 

不器用で、努力家で、礼儀正しくて、お茶目で、笑顔が可愛くて、実は甘えたがりで、愛が重くて、トラジャが大好きで、ジャニーズが大好きな如恵留さんのことが、私は大好きだ。

 

 

 

時には考えすぎなくらい、ファンのことを考えてくれる如恵留さん。

たまには自分のためだけに、自分の人生を使ってください。

私は、如恵留さんが1番幸せだと思える場所で笑ってくれていたら、それだけで幸せです。

あわよくば、その場所が6人の仲間に囲まれた「Travis Japan」という空間でありますように。

 

 

 

 

 

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*1:わたしの中で「(コンビ名)担」は、コンビそのものが好きというよりはお二方が好き、という意味で使っています。信頼関係が素敵なのえちゃかコンビも勿論好きですが、宮近さんと如恵留さん、それぞれが好きです。

*2:YouTube ジャニーズJr.チャンネル 2020/7/13公開「Travis Japan【キュンキュン唇注意】自撮りでセクシー動画対決」より

*3:YouTube ジャニーズJr.チャンネル 2020/7/30公開「Travis Japan【動画ネタ】これだけはやりたくない…」より

*4:如恵留さん紹介部分はバックについた少年忍者の皆さんが歌っていました